夢中になる

夢中? 霧中? 無中よね ...と 想うのです
自分が無くなる それが ひとのしあわせ

....で 推し活 ....で ライブ ひとは自分でいることを
その絶望的な孤独を埋めたい ひとつになりたい

語り 語っている時は無中 自分はそこに介在しない
準備している .... いま この状態

なんだけど ものたりない .... そうすると オークション
とか 美味しいものさがし とか はじめてしまう

お稽古の日程を組む 会場を押さえる プログラムの修正
うちあわせ そんなことと 来客の応対 仕事の方の人員の
采配 とか しながら

見つけた! 紫のちりめん 古布のコート

うつくしい!!

この国は ほんとうに美しいものが 少なくなった
江戸 明治 では 庶民の手に 芸術ともみまごうものが
あったのに 今は 高いお金を出さないと安ピカものしか
手に入らない。

わたしは その名残の色香 古い着物 陶器などが好き
で集めずにはいられない
そのようなものたちが このさき 訪れるであろう飢餓の
次代に なんの役にも立たないと知りながら

手触りを 色を いにしえの息吹を この手で触れ愛でて
いたい。

そんなときも 自分を 時と場に縛られている卑小な自分を
忘れることができるから....