うらわにて

浦和に用事があって出かけました。いまはさいたま市ですが
その名にはどうもなじめません。

浦和はその名のとおり むかしは海でした。
川口 わらび うらわ 与野 大宮 と京浜線はつづくのですが
うらわという響きには 空 水辺 みどり あかるさ 風 という
色彩や匂いが織り込まれているような気がします。坂道と本屋が
多い街です。

伊勢丹6Fのつきじ植村が閉店すると貼り紙に書いてあって つい
お店に吸い込まれました。伊勢丹に用事があるとき いつも
立ち寄ったおみせでした。

頃合いのおいしさほどよいお値段 がっかりさせない店でした。
今日はちらし御前をいただきました。隅の席に同年配くらいの
女性がひとりで座っています。この方は 店に立ち寄るたびに
いつも決まったおなじ席でひとりで食事をしていらっしゃる。

きっと このお店が孤独をたのしむ 孤独をいやす 居場所の
ひとつなのだ....このお店がなくなったらどうなさるのだろうと 
ふと思いました。おなかが空いていたのであっというまに平らげ
ました

催事で北海道展をしていたので よい昆布、根昆布の大袋を購入
スイートポテトも 酪農大学出品の ソフトクリームを美味しく
いただきました。見知らぬ女性三人と 目で会話しながら......

地下で揚げ物やお惣菜を買い 珈琲を飲んで帰りました。

美味しいものをいただけるのは ほんとうにしあわせです。