改稿・うつろ 洞 この世でないところ

きのう gooブログ消滅で あたまのなかがうろ・うつろ からっぽ状態
喪失感が 半端ないです。ブログの記事半分は 別のブログに移し
記事はほぼすべて ワード化したのですが.....
あの場所はまさしく わたしの精神の棲み家でした。
夜な夜な 記事を書き続けました 世界で起きていること 日本で起きて
いること あり得ない事実 その歴史 不思議 忘れ得ぬひとびと 
語りとはなにか.........
20年の年月の よろこび哀しみ 諦念 絶望と希望がつまっていました。

つまり 中のアイテム 家具だの本だのは移せても あの場所は移せない
家を喪ったのですね ほぉぅ こんなものなんだ..... 悲しくなるなんて
ゼンゼン 思っていなかった。

あたらしいブログは 機能も完全ではなく 愛着はわかない 仮の宿り
わたしのこころはうつろ・うろ ここじゃないですよ ココは1年弱
ですが そこそこ愛着があります。

しかし  うろというのは 新世界への入り口なのです 子宮 産道
実は お宮の参道にも そのような謂いが あるのだそうですね。

そこをとおって 生まれる 生まれ変わる 
古い己をすててゆく 

長野につたわる甲賀三郎伝説は 三郎が洞穴をとおり 長い旅の果て
地上に出たら龍になっていたというおはなしです。その後 三郎は復讐
を果たし.....

今は喪失感でうつろですが 変化は訪れるかもしれません。

今日は 小泉八雲のお稽古の日でした。ブログで 見た 昔 やった 
木のエチュードをしました。みなさん それぞれでおもしろかった。
かわいかった。とっても 地が出る。

今日は ひとつひとつのものがたりのポイント 八雲はどこに惹かれ
どこに 美を見出したか ふたりを除いて的を得ていなかった ......

どうしてそこ?テーマとしてはあっていても 語りに反映されてなか
ったり .....

それと 個々の語りの 問題点のディスカッションをしました
あとは 自由にやって 愉しんで ね。それぞれの個性で 個性って
逆に いえばアクですが 
願うらくは ニュートラルの部分をとっておいてほしい。
ものがたりのうつわ うつわとは 我をいれないカラの入れ物のこと

わたしは 耳無し芳一を途中まで 芳一は 語るひとのために 
そして 雪女をひさびさに語った  雪女を買ったのは 地の文を理
解してほしかったから。お雪は 変わりました 逆に 人間から精霊
に なってしまった。

語りはパフォーミングアーツであり再現芸術です。
その日の空気 観客(聴き手) 場によって 変わる 変わらない.....
それは それで いいけれど

水槽の魚 干物? 冷凍 みりん干し 海を泳ぎ 川を跳ねる魚

木を彫刻した魚? どれも ありです。

魚=語り 美味しければ いい 感謝できればいい わかちあえれば
いいじゃないですか だけれど わたしは うつくしい たとえ
残酷であっても 悲惨であっても そこに 美があって ほしい。
個人的な想いですが .... そして 自然が 見えてほしい。

あ.... ゆうべ 朝方かな 櫻井先生の夢 見ましたね