ココロヴァ アンディモンシュアパリを偲んで

語り 演劇 料理 忘れがたい感動を呼び起こすことにおいてはおなじだと思うのです。

芝居で 忘れられないのは 稽古場公演の「動物園物語」海哩さんという名の知られていない

役者さんの演技です。語りでは土佐源氏 どこでだれから聴いたのかわからないのですが....

いつか 語ってみたいと思いました けれどこの物語は男の方でないと無理ですね。

お料理は数あれど 思いだせない..... 

料理より もっと直截的 且つ 感覚的な記憶にとどまるのは ケーキです。

ココロヴァとは 騎西にあったパティスリー 4年間開業 その後熊谷へ移転

アンディモンシュアパリという 名前に代わり3年半 開業したあと 2021年に突然

閉店.....

コロナが席巻していた頃 Vの頃でしたね。

忘れられないシャンテ  つややかで完璧なテーパリング シトロン ミルフィーユ

決して期待を裏切ることのない ワクワクさせてくれる ケーキ屋さんでした。

どこでもいいから ケーキをつくりつづけてほしい

心よりもっと深い場所を 揺り動かすもの 震わせるもの

それは 材料でも ことばでもなく 楽器や道具の優劣でもない

つくるひと かたるひと 奏でるひとの 手 声

手をうごかし 声をだす ひとのこころのありよう 

ひたすら佳きものを届けようと 切磋琢磨し 己を越えようとするひとの人生