男たちの戦争 その5 『カメの甲より年の功』

........メンバーが構成した太一さんの戦争 ミッドウェイ アッツ島 《約束》インパール作戦を聴きました。太一さんの戦争は 手前みそですが いいですね。どなたが聴いてもいいと思われるのではないか.......岡修三さんが書かれた 実話に基づくものがたり (もちろん岡さんから許可をいただいています) 語り部はカタリカタリ発足時からのメンバーですが 彼女は何を語れどおのずと語りになるのです。けれど若いメンバーたちは そうはいきません。

文字の呪縛から 離れることの なんとむつかしいことでしょう。そのなかでミッドウェイ 合格です。よくテーマを絞り切りました。なぜ ミッドウェイが惨憺たる結果になったのか 一兵士の目でしっかりとらえています。第四稿だそうですが もっとよくなるでしょう アッツ島は 語り部の思い入れが若干 邪魔をしているのかな 大本営  北方方面樋口中将 前任の米川隊長 そして山崎保代大佐 の関係性
相克が見えません タイトルの約束の重さが浮かび上がってこない ことばの順序 熟語の多様も 聴き手のこころに向かうさまたげとなります そこにきがつけば ゴールです。インパールは まだ兵士の日記です。インパール作戦とはなんだったのか 理解することから テーマが決まる 余剰 ことばの多用による煩雑さ 隘路が切り取られる。

そして 土台となる 運営について 前に進みます。日程 が決まりました。チケットなし 無料 予算も決まりました。40000~50000円 かかりそうです。内容は大道具につかうポールなど ちらしの印刷費
通信費 場所代(本番とお稽古)  本番までの日程も決まりました。5月の連休明けまでが 勝負です。後援依頼 日程等確認後 ちらし作成 郵送・配布 と同時に 各自のエピソードの原稿の推敲 次回は通しで語ってもらいます。流れを踏まえて ナビを入れ 構成する。わたしのしごとは みなさんの原稿の完成度を高めること 全体を構成し一つの脚本にまとめあげること チラシの作成 10年 20年前はすべてひとりでやっていました。年に何回も公演があり 今思えば 家族も仕事も放りだしての狂気の沙汰です(笑)

年を重ね 能率も下がりましたが 仲間が成長し わたし自身も 忖度を捨て バシバシと伝えるようになり あぁ 体力は衰えても カメの甲より 年の功だわ とひとりごちました。

今日はお客さまが見えました。人権推進にたずさわる方です たのしい時間を過ごしました。久喜市は2024年に人間尊重・平和都市 宣言を行っています。人権という枠を超えて人間尊重を謳っているいるのは近隣で久喜市だけだそうです。人間尊重を掲げたイベントのなかで 丸木美術館・原爆の図の講話?があり その前座として ヒロシマの被爆者の方の語りをとのオファーをいただきました。お役にたてれば うれしいです。