男たちの戦争 2回目

それぞれが見つけた 書承あるいはインタビューによるエピソードを持ち寄って 読んでもらいました。粗いクロッキーのようですが 輪郭が うっすら 見えてきました。

中国戦線 ミッドウェイ海戦 アッツ島玉砕 キスカ島救出作戦 インパール撤退 ニューギニア戦線 戦艦大和 駆逐艦雪風 などです。
総じて エピソードのなかのバランスが まだまだです。戦線の状況説明が多すぎる ひとが描き切れていない 葛藤がない。国・天皇陛下への忠義VS愛する者たちへの想い お国と個としての生への渇望など.....
駆逐艦雪風はよかった あと一歩です。
次回に向けて 再確認

1 人間のものがたりであること
2 過去の回想ではなく 今 起きていること
3 背景に各作戦の指揮官 艦長が視えること

この3つが 必須です

視点としては
1 太平洋戦争全体を 客観的に視る
2 人間を客観的に 観る
3 語り部の 我 感情 は 入れないこと

つまり 聴き手が 全体をとおして

1 戦争とは なにか
2 人間とは なにか

を 感じ取って くれれば 成功です。

中途半端な気持ちで 取り組めるものではありません。わたしはいままで 主宰者として メンバーの希望は極力入れてきましたが 今回は譲れません。語りたい・出たいだけではなくよい語りを届けたいという真摯な熱量 そのあかしとしての努力が必要です。

今回は最終レッスン むつかしい課題ですが みなさんが乗り越えてくれることを願っています。あくまでも ひとつのものがたりですので 全体の流れを損なうようなら 今回は遠慮していただく覚悟で臨みます。