ひとつの遣り方 (更新)

この記事は 語り手の中にないものは伝わらないのつづきです

子どもたちの戦争 語り手のなかにないものは つたわらない | 語り部 森 洋子

わたし自身は 巫女的なといいますか 降ろして語るレアな語り部なので

語るとは ゆだねること.... なんですけれど それがむつかしいようなら

【文字をリフレインする 練習=暗記 】は しない。

文字にたよらない

1 ものがたりの 映像を リアルに視る。できるだけ 大きな画面で 客観的に。

2 想像上の映像を見ながら 感覚  を 頭でなく ダイレクトに身体で感じる(よみがえらせる)

3 できたら匂いも 空気感も 音も 感じる。触覚も感じる 同時に五官の総動員をする。

これを 繰り返す。つなぐ。何度も 何度も。

陽 の 感覚は 呼び起こしやすい

陰 の 感覚は からだが 拒絶したがる

けれども 陽と陰は ふたつでひとつ 闇があるからこそ ひかりが耀く

だから ものがたりには かならず 障碍が ある 

障碍を 乗り越えるために ものがたりが用意しているものは ...... なんだと思いますか?

本格昔話の構造は 和洋にかかわらず おなじです。

映画にしろ 文学にしろ 観衆 読み手に ヒットするものは ものがたりの構造を踏襲しています。