辺見じゅんさん
日本の民話(松谷みよ子 瀬川拓男 辺見じゅん共著)を読んでいて
あ....と思った。
辺見じゅんさんの戦争関係の著書は多数 蔵書にあって名前は
知っていたけれど民話の辺見じゅんさんとは 別人と思っていた。
ふと もしやとwikiで しらべたら 同人物で それも角川春樹
さんの姉だという。
日本の民話はそのソースを
1 直接 話者から聞いたもの
2 話者の話した録音
3 すこし 編集しているもの
4 だれかが地方紙に書いたりしたもの
の中からできるだけ 1 2をソースにしていると書いていて
とても納得がいった。
わたしも一語り部として 戦争体験を語るときは 1 を
基本としているし 昔話も 自分の耳で聴きとった 語られた
ものがたりを 語るようにしている。
そのうえ 辺見じゅんさんはラフカディオ・ハーンの『雪女』
を 民話的なあたたかいものに変えたくはないと書いている。
雪女 は 人間ではないし 人間にしてはいけないとわたしも
思っている ラフカディオ・ハーンが雪女に幼いころハーンを
捨てて去っていった母 を投影していたにしてもだ。
それで 16ものがたりを 読んでみたくなった。
チラシもつくらないと そろそろ間に合わない、画力がない
フォトショップの入ったPCも使えないとあっては どうした
ものか.... ネットをさがして 2.3の 画像を見つけた
なにしろ著作権は70年.....使えそうなのはなかなかみつからない、
櫻井先生が見せてくださった昔の ラフカディオ・ハーンの
kwaidanの白装束の挿絵は うつくしかった...あのご本は今は
どこにあるのだろう
櫻井美紀さんのサイト 美紀のストーリーテリングワールドも
疾うに消えてしまった。
秋だから? さらさらと手のうちから こぼれてゆく
カタリカタリのメンバーたちとも 家族とも 春のようには
心がかよわない さらさら さらさら.....