日曜日はカフェで ユーミンを聴きながら

きのう 仕事でさいたまシティに行きました。サンマルクで打合せ そのあと伊勢丹で お土産をしつらえ 会計事務所にご挨拶 ひと疲れって ありますね。くたんくたんに疲れて 朝 起きられず ユーミンを聴いていました。

『晩夏』  空色はみずいろに 茜はくれないに

      藍色は群青に 薄暮はむらさきに........

うつくしいことばのつらなりです。少女のようなユーミンから 姐御の貫録を身に着けたユーミンまで ユーチューブで 声の変遷を聴きました。年を重ねると 高音の煌き 輝きが失せてゆくのはしかたないことなのです。声帯が伸びてしまいますから...... マイケルは声を守るため 日常はささやくような声で話していたといいます。

わたしは しょっちゅう 怒鳴っておりますので かつての ソプラノは よくいえばいぶし銀....... その実態は........ 午後は 春の花々 を植えました。ネモフィラのブルー 名も知らぬピンク色の花 白 黄色 ローズ 紫 さまざまないろあいのビオラ......

それから カフェに行きました。ひさしぶりに 山小屋というカフェ ケークサレが美味しいお店でした。 いく途中 車の中で 明日 語る 『あらしの夜に』を一度 語ってみました。ナレーション オオカミのガブ ヤギのメイ 長老 そしてオオカミのボス・ギロ...... 5色の声は なんなく 出せる それぞれの気持ちになれば 瞬時に。

しかし 声帯は いためますね。それで 練習は一度だけです。それから 3.11が近いので 亘理郡 南三陸の 庄司アイさんから聴いた 『いちばんしあわせだったあの日』津波で家ごと流されてしまった話を 流してやってみる。

もう一話 原題 『23分間の奇跡 』を さらってみる。これは教師が 子どもたちに 全体主義への扉を ひらいてしまうという かなり怖いお話です。来たるべき新世界 の おはなし。中学生向きです。

山小屋に着くと 白梅の大木から 絶え間なく雪のように 花びらが 舗道に散り落ちていました。中は 静かなお客さまばかり かかっていたのはセリーヌ・ディオン ケークサレはなかったので おとなのベリーベリーソーダに 真っ白なハモニカとホットサンドをいただき  帰り パティスリー ラ メゾン なんとかというケーキ屋さんで 真っ白なクレーム・ダンジュを買いました。

こうして あっというまの日曜日 .... 明日 月曜日 雛の節句 雪は降るのでしょうか?こんなに あたたかかったのに ほんとうに 雪? 雪の日 わたしは 絶え間なく 下界に降り注ぐ雪のなか こうべをあげて 『雪女』を語ることにしています。

武蔵の国の或る村に 茂作 巳之吉という 二人の樵が住んでゐた.......