戦後80年子どもたちの戦争 終演

長い4カ月が終わりました。
戦後79年女たちの戦争 戦後80年男たちの戦争 そして今回の
戦後80年子どもたちの戦争 すべて終わりました。

読売新聞さん ケーブルテレビさんの取材をいただきました。
前日に新聞が掲載されたことから 市長さんが見えました。

読売新聞さんにはとてもお世話になりました。公演が立ち上がるのを
練習やリハから 見ていただきました。
わたしは戦争体験を伝えるというより 出来るだけ多くのひとに 戦争とはなにか
知っていただきたかった。語り部の良心として 今やらなければ後悔する
と思いました。戦争を食い止めること それこそが戦没者のみなさんの御霊に
手向ける唯一のこと 戦争体験を語ってくださった方への唯一の感謝ですから。
気が遠くなるような作業でした。ちらしをつくり 配布し 毎夜 原稿の修正
メンバーに一から教えなおしました。
1 事実の物語化
2 語り部がつたえるべきものはなにか
3 聴き手が求めるものはなにか

語り部は文字ではなく 五官をことばに するのですが それがどうしても
できない。型で おしえるしかなかった。25年間 おしえてきてこれは
敗北にほかならないが 所詮 語りとは天からの授かりものなのです。
天から降ってこなければ 地から這いあがるしかない。
語るということが おしえるということが どんなことなのかわかった。
どれだけ大くの学びをいただいたかわかりません。
多くの方のはげましがなければできなかった。
心から感謝申し上げます。
なかでも 孫のいちかがいなかったら これほどの想いと労力は捧げられ
なかった。この子に戦争の無い世を残すための努力はそれだけはしようと
思った。

今回はアンケートをいただきましたので 転記させていただきます。

70年近く生きてきて 今日あらたに大きなことに気づかされた気がします
ありがとうございました
小さな命ひとつひとつを愛しいと思う気持ちがさらに大きく強くなりました
これからさらにさらにまたたくさんのことを知り学んで伝えていく勇気を
持ちたいと思います

本日はありがとうございました。戦争のお話 本来は若い人々ににもっと
聴いてほしいという想いがありました。
若い人々が中心となって(これからの日本を担ってゆく人々) 先の大東亜
戦争で犠牲になった人々や戦っていただいた先人に感謝し 今を精一杯
生きていかなければならないと思いました。

映像が目に浮かぶ語りを ありがとうございました。ひめゆりのお話や地震兵器
生物兵器 知らないことばかりで 生きているわたしに 愕然としています
カルチャーショックです ありがとうございます

敗戦から80年の今 戦争に対し恐ろしい想いにかられています。
本日のカタリカタリの方から 戦争中の人々の大変な事実が語られました。
人間のおろかさがいつまでもあることが悲しい事実ですね。日本でも今
知らないうちに進められているこでどうにもならないことなのでしょうか。

貴重なお話をありがとうございました。わたしも周囲の者に語り継いで
いきたいと思います またの会を楽しみに致します。

おとなたちがはじめた戦争で犠牲になったのは子どもたち 戦後も責任を
とらず あまりにひどい政府だった。その戦争を美化する政治家がいてそれを
ささえる国民がでてきていることに恐ろしさを感じます。これからどうなる
のか 基本的人権・国民主権が 守られない世の中がきてしまうことは
なんとしても 止めなければと思います。