小泉八雲の世界 稽古

前回の課題は 「視えないもの」を 語る でした

今回は それぞれ 視えないものが そろり 立ち上がってきました。
ことに 幽霊瀧が よくなりました。
おしどりは メリハリがつきました。
芳一は 墓場以降 崩壊
力ばかは 一人称だが 地の語りが女性で 後半 男になる違和感
十六櫻は今日は気持ちが入っていない 
ヘルンさんとわたしは なんとかつないだ 感じ
雪女は 前に出してみた 
3度のセリフ 状況によって 変えてゆく
今日のテーマは 『自分の声のレンジを知る』 
高低だけでなく 大小 剛柔 老幼 男女などの発声・表現の巾なので
ものがたりがゆるすかぎりの振り幅で 語ってみた

レンジが広ければいい というのではないが ジャンルはひろがる
声というものは いくつになっても 変えられる
これでいいと思ったら そこで 終わる

次回の課題は
①自分の語るものがたりの どこ がうつくしいか
②全体のなかで どこに スポットを当てるか
③〆を どう語るか (語る順番によって変わる
ハナ 前の次の話の内容 中締め トリ)

ヘルンさんとわたしを 語って 小泉セツさんは 書承の語り部の
先駆者だったのだと 身をもって知りました。

ささやかな会であるが 小泉セツさんに捧げたいと 思います。

レンジについてメンバーに仲間の声をグラフにしてもらったところ
おもしろいのは 自己測定値と 他者の聞いた印象との差異

客観的な『感じ』は ほぼ似通っている