北小・子どもたちの戦争 ふるべふるべゆらゆらとふるべ
今 期 子どもたちの戦争の最終回は 北小さんでした。ちいさな学校で6年生は18名 それゆえか北小さんでの語りは いつもとてもここちよいのです。朝のおはなし会も 子どもたちの戦争も。
2時間半前に集合 体育館で 生成りの麻布を用いてセッティング。 それぞれが 体育館をものがたりが起きた場にイメージングします。場当たりをします。円形になり波動をあわせ こどもたちに届ける想いをことばにします。
80年前に タイムスリップして 5つのエピソードを ともに生きます。最後に「何百万人ものひとが亡くなり 生きのびたひとにも深い心の傷を残した戦争を 二度と起こさないために みなさんにはなにができると思いますか?」 と問い ひとりの女生徒にこたえを求めたところ その少女はためらうことなく「聴いたはなしを伝えることです」と答えました。 わたしはそのことばに胸をつきさされ思わず涙が滲みました。なんというまっすぐな端的なことば。 そのあと4人の生徒が感想を述べてくれたのですが いずれもこころ強いまっすぐなことば まっすぐなまなざし....
わたしは もののべの 祓詞 ふるべふるべゆらゆらと.......を 思い出しました。大昔から つたえられる もののべの甦りの 古儀 振るべ 振るべ 意味は …..振るうことで 揺らすことで 本来の『氣』に戻す 再生です。語りも そうなんですよ。聴き手を 揺さぶる 語り手自身も揺さぶられる そして力をもらってあすからまた歩き出す 子どもたちそして語るわたしたちが 震え揺さぶられた それは ほんとうに しあわせなことです。
うちあげで さくら水産に集まりました。八潮 崩落現場から かけつけてくれた 住友さんと 総勢7人は 夜更けるまで 酌み交わし 語りあいました。こちらもふるべふるべ でした。ただし 撮っていただいた動画の自分と対面したとき あたまに浮かんだのは 「荒れ地の魔女!!」でした。
一二三四五六七八九十(ひとふたみよいつむゆななやここのたりや)
ふるべ、ふるべ、ゆらゆらとふるべ
※ 物部氏は 最初に大和を統一したアマテルクニテルヒコアマノホノアカリクシタマニギハヤヒノミコトの子孫です。
(ニギハヤヒノミコトは 本来のアマテルオオミカミ)
※ 振るは 降る 天からひかりが降る
※ 別れの時 手を振る所作をするのは 往く手のさいわいを祈る わざわい無きを祈る 神のご加護をいのることからきている
※ 物部ゆかりの神社 秋田 唐松神社 奈良 石の上神宮 ほか ニギハヒノミコト 大神神社