中学校のおはなし会
今年度は 「全クラス 異なる 恋のものがたりを 語る」という目標をたてました。
少年水夫と人魚 のものがたりを語りたかったのですが 忙しすぎて 万全ではなかったので つつじの娘にしました。みなさん よく聴いてくれました。このものがたりを語ると ついついわたしは 在原業平の .....逢い見ての のちの想いにくらぶれば 昔はものを思わざりけり を 思いだします。男心と女心は微妙にすれ違う 一途に思い詰め 追いかけていたのに 一線を越えて覚めてしまったり からだを交わして情が深まってしまったり..... 恋や恋 なすな恋 であります。
次回以降 「月と人魚」「伯爵と天使」「おりゅうと柳」「うたかた(長谷卿のものがたり)」「月見草」「カーターホフの紅い薔薇」「ほれ薬」「絵のない絵本」「芙蓉の記」「蘆刈」「甲斐姫物語」「さくらさくら」「月姫異聞」 などなど かなりありますね。戦争ものを足すと 「蘇州夜曲」とか 「櫻の絵.」 古代史から「名草姫伝説」 「アテルイ王の宝」ケルトから 「ディアドラ」 アーサー王伝説から 「トリスタンとイゾルテ」
できれば 古事記のなかからも語ってみたいです。衣通姫 とか..... 男ありて 女ありて 愛あればこそ 恋あればこそ ひとの世はつづくのでしょうから....