ガザのこどもたち
雪が降っています ..... 雪の朝 知ったニュース
ガザは 停戦中のはずですが イスラエル軍の攻撃で 326人が亡くなり そのほとんどが 子どもだそうです。踏みにじられた花のように 羽根をもがれた蝶のように 子どもがころされてゆく....それは太平洋戦争後の 12万余りの戦争孤児を思い起こさせ ソ連に追われ 逃げまどう満州移民の道ばたに捨てられた赤子 足手まといだと殺された幼い子どもたちを思いださせ 沖縄戦でうるさいから敵にみつかるからと殺された幼い子どもを思い起こさせ ヒロシマでナガサキで東京大空襲で 母の胸で死んでいったたくさんのおさなごを思い起こさせる
戦争は もっとも弱いものに大ナタを振るう 戦争は経済のために 一部の人間の欲望のために 起こされる
この血の贖いは いったい なんのために?
子どもが 殺される...こんな酷いことはない 不条理はない
わたしたちには為すすべはない
ただ 語る以外には。 めぐりのひとに 戦争でゆえなく死んでいったひとたちの代わりに その哀しみ 悲惨 不条理を 語ることしかできない
