みかも道の駅/大平山神社/岩舟/きざはしのぼって
今日もふらりと出かけました。空はまっしろ くっきりとケムトレール ...... 羽生PAでおりて ドンクでパン、珈琲でひとやすみ 最初に岩舟に向かって パティスリーエド というケーキ屋さんを ほんとうにひさしぶりに訪ねました。朝 きのう食べきれなかったシュークリームとプリンを食べたので さすがにやめようと思ったけれど ショウウィンドウに並んでいるバナナタルトを見ると こらえきれずに買いました。美貌のマダムは白髪になっておられたが 健在でした。張りのあるお声 きっと長生きなさるでしょう。
それから 道の駅みかも...... お野菜がうれしいお値段 キャベツ250円 はなびらきのこというめづらしい茸を買いました。昨夜は亡き夫の誕生日 天然鯛やほたてのお刺身などご馳走いっぱいいただいたので今夜はスープとパニーニとバナナタルトでいいかな。お酒通には叱られるかも知れないけれど 久保田にフルーツを漬けこんで和製サングリアを仕込んであるので それもたのしみです。
どこからだったかわからないが 耳が圧される 目がイタイ 喉もいたくなり 電磁波計を出してみました 交差点 鉄塔の下がとくに強い いつからだろう......こんなに電線が増えたのは........ 蜘蛛の巣みたいだ.........大平山に入ると すーっと耳がらくになる 目のいたみもうすらぐ 夫がいないのでいつもの参道がわからず 謙信平から いつもと違う330段のきざはしを登ることになりました。とてもムリと思いましたが 手すりにすがってなんとか登りきり 御手水で清め 順番に 御社に参拝しました。
わたしの記憶違いでしょうか? 星宮にはミカボシカガセオノミコトが祀られているはず と思ったのに ご神名がないのです。日本の神話には 月と星の神がほとんどいません。ツキヨミさまはおられてもエピソードは聞いたことがありませんし 星の神は ミカボシカガセオノミコト あとは 妙見信仰ですね。ミカボシカガセオはオオモノヌシの一族と思われ 茨城 栃木を 領しておられました。人望の深い神であらせられましたが ヤマトのさしむけたシズリノカミに討たれました。ミカボシカガセオが祀られておりましたのが 大甕神社です。この神社のおみこしは八角形なのだそうです それにはどうやら謂れがあるようですが その話はまた....
古社と言うのはどこもそうですが 日本一周神さまとお会いする旅です。オオモノヌシ様 恵比寿様 道真公 宗像三姉妹=瀬織津姫 ほか 主だった神々がおられます。 また大平山からは 関東一円を望むことができます。名前は忘れたが 333M 666Mの塔も見えます。大平山の奥宮は ヒトツメノカミさまで 関東を守ってくださるのです。
帰り道 きざはしを一段一段 下りながら わたしは つとつと考えておりました。お山がご神体なのだ だから 車でらくしてのぼるよりこうして一段一段一歩一歩 神氣をいただきながら 神さまにちかづいてゆくのだと そうして 氣をいただき 元の氣 元気になって 日常に帰るのだと..... 古来の神道には 穢れという概念はなかったそうです。氣涸れ といったそうです。氣が涸れれば いただいてくる。その氣をめぐりのひとたちに 分け みんなで 元気になって 生きてゆく..... それが 日本 だと思います。
※ 岩舟で思い出すのはクレヨンしんちゃんの作家さんが転落死されたこと 惜しい漫画家さんでした。しんちゃんはどれだけ多くの子どもを元気にし おとなたちを泣かせたかわかりません。
※ オオモノヌシノミコト様≒ニギハヤヒノミコト様 瀬織津姫さまはニギハヤヒノミコト様の妃神=水の神 滝の神 櫻の神
※ 木の香 というすてきなカフェがあった こんど行きましょう